シュレッダーってすぐ動かなくなる!!
そう感じている方は多いと思います。
特に家庭用シュレッダーの場合、大量に細断したいのにすぐに止まる・・・
そんなシュレッダーの連続使用時間を少しでも長く使いたいですよね?
今回はシュレッダーのプロである著者がシュレッダーを長く使うコツや連続時間について解説します。
これを読んでストレスなくシュレッダーを使いましょう!
シュレッダーを長時間使うコツとは?
シュレッダーをなるべく長時間使うは「紙を入れすぎない」ことです。
大量の紙を切りたい場合、作業を早く済ませたいので、切れるギリギリの枚数を入れて行った方が効率的な気がしますよね?
これって実は逆なんです。
みなさんが意識されているのは一度にどのくらい細断出来るのか?という「最大細断枚数」です。
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この最大細断枚数というのは、車で言ったら最高時速が150km/hと言っているようなものです。
150km/hで走れば燃費は悪くなります。
一般的に燃費は50~80km/hが一番良いと言われていますので、どちらが長距離を走れるか?はすぐわかりますよね。
シュレッダーも同じです。
シュレッダーには定格枚数というものがあります。ちなみに表示が無い場合は、最大細断枚数の半分と覚えておきましょう。
これは車で言うところの50~80km/hの燃費が良い状態です。
これを目安に細断することで、長時間シュレッダーを使うことが出来ます。
連続細断時間はこの定格枚数を基準として決めていますので(詳しくは記事の下を読み進めて下さい)、これより枚数を多く投入し続けると、早めに停止してしまいます。
連続時間30分の製品を最大細断枚数付近で切り続けた場合、動作時間は10分前後というイメージです。約1/3くらいになるイメージですね。
シュレッダーを長く使うにはオイルを使おう!
連続細断時間は定格枚数を基準にしています。
なので、連続時間が10分であれば定格枚数で細断したとしても10分です。
もっと連続時間を長くできないの?と思っている方も多いでしょう。
そこで紹介したいのがシュレッダーのオイルやメンテナンスシートです。
下記のような商品ですね。
シュレッダーオイルの驚くべき効果で詳細を説明していますが、オイルやメンテナンスシートによってシュレッダーの細断時の負荷が低減できます。
その効果は約2割です。
オイルを塗布することで2割も負荷低減が出来るので、その分シュレッダーの動作時間は長くなります。
意外に効果が高いので、お手入れという意味でも使ってみては如何でしょうか?
シュレッダーはなぜ止まるのか?
先ほど車で例えましたが、シュレッダーの場合はガソリンじゃないし、電気は供給されているのになぜ止まるの?
そんな質問が聞こえてきそうです。
シュレッダーはモーターで駆動しています。モーターは駆動していると熱を発します。
モーターから発生する熱は、モーターが力を出すほど発生する熱が大きくなっていきます。
つまり細断する枚数が多ければ多いほど、モーターから発生する熱が大きくなるのです。
この熱により、製品がこわれたり、製品自体が熱くなって使用者に危害を与える可能性が有ります。なので、危険になる前に止めなくてはなりません。
つまりシュレッダーを連続で使っていて止まるのは「消費者の保護」という安全対策なんです。
これは法律(電気用品安全法)で規定されています。製品に使われている部品や使用者に危害が及ばないように細かく条件が設定されているんです。
私たちが安全に電化製品を使えるのはこの法律があるからなんですよね~
シュレッダーを長時間使うコツ!まとめ
以上がシュレッダーを長時間使うコツや連続時間についての解説でした。いかがでしたでしょうか?
まとめると
- シュレッダーで大量細断する時は定格枚数で
- オイルやメンテナンスシートで長時間細断
- シュレッダーが止まるのは消費者保護
大量に細断する場合は、最大枚数付近で細断するとすぐに停止してしまうので、定格枚数を心掛けましょう。
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