シュレッダー基礎知識

シュレッダーは読める?復元できる?細断サイズとセキュリティーレベルとは?

シュレッダー 復元できる 細断サイズ セキュリティーレベル

シュレッダーで細断したけど、意外と文字が読める?

そう感じている方も多いと思います。

確かに細断したクズをよく見てみると文字が読めますよね。

ヤギくん
ヤギくん
文字が読めちゃうから復元も出来るのかな?

実はシュレッダーにはセキュリティーレベルというのもがあります。

細断サイズによりセキュリティーのレベルが決まっており、どのレベルの文書ならどのレベルの細断サイズが良いのか規定されています。

そんなシュレッダーのセキュリティーについてシュレッダーのプロである著者が解説します。

シュレッダーが復元出来るのか?シュレッダーを買う時にどの細断サイズを選べばいいの?という方は必見です!

シュレッダーの細断クズから文書を復元出来るのか?

結論から言うと復元は「不可能ではない」です。

ヤギくん
ヤギくん
え~!可能なのかい!

「可能」ではなく「不可能ではない」と表現したのには理由があります。

シュレッダーのクズの復元は可能です。しかし、復元するには非常に手間暇がかかります。非常にコストが掛かるということです。

下記のようなイメージです。

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細かくても時間やコストを掛ければ復元は出来ます。(大型業務用の極小細断は除く)

なので、復元は可能だが現実的ではないという意味で「不可能ではない」という表現にしています。

実際に私もシュレッダークズの復元をしてみたことがあります。手紙サイズの文章1枚をシュレッダーに掛けてその紙を復元してみました。

実際にやってみればわかりますが、意外に可能です。

もちろん細断サイズによって復元の時間は左右しますが、家庭用や小規模オフィスくらいのシュレッダーで手紙サイズ1枚であれば数時間で復元出来ます。

ヤギ先生
ヤギ先生
意外と復元出来てしまうんだね

じゃあシュレッダーは危険なのか?と言うとそうでもありません。

シュレッダーを復元したい人って?

そもそもシュレッダーのクズを復元したい人ってどんな人でしょうか?

あなたの個人情報を狙っている人?会社の機密情報を入手したい人?

いずれにしても、この情報を使ってお金稼ぎをしようと悪だくみを考えている人ですよね。

例えばあなたの個人情報を入手してそれを売って儲けようとしている人がいるとします。

ネットの情報によると個人情報の相場が出てきます。

  • クレジットカード番号 → 数百円
  • 銀行口座番号 → 二千円
  • SNSアカウント → 数円
  • メールアドレス → 数円
  • 学校などのクラス名簿(1クラス分) → 千円

意外と安いですよね?

これらを入手するのにどこまでコストを掛けるのかというのが非常に重要です。

例えば5時間で復元出来たとして、その情報の価値が1000円だったらやる意味は無いですよね。

時給800円のバイトでもした方がマシです。

時間をかけて復元したとしても、たいした金額にならないのであれば復元する気はなくなるでしょう。

ヤギ先生
ヤギ先生
悪だくみなのに普通に働いた方が稼げるね
ヤギくん
ヤギくん
僕ならシュレッダーしてたら諦めて、シュレッダーしていない家庭を狙うね

そういった意味では「シュレッダーしていることが重要だ」ということも言えますね。

もしこれが会社の機密情報ならどうでしょうか?

例えば100億円の価値がある素晴らしい技術情報だったとしたら、それなりのお金を掛けて復元する価値はありますよね?

しかし、復元に100億円掛かるのであれば復元はしませんよね?

なので、情報レベルと復元に掛かるコストの関係が非常に重要になってきます。

つまり文書のレベルによって復元の難易度を上げてあげれば良いのです。

そんな文書のレベルと細断サイズの関係を規定したのがセキュリティーレベルという規定です。

シュレッダーのセキュリティーレベルとは?

シュレッダーにはチップサイズごとに決められたセキュリティーレベルというものがあります。この規格はドイツのものですが、シュレッダー業界では一般的に使われています。

セキュリティー
レベル
細断寸法
(面積、幅・形状)
レベル7 面積5mm2以下
かつ幅1mm以下
レベル6 面積10mm2以下
かつ幅1mm以下
レベル5 面積30mm2以下
かつ幅2mm以下
レベル4 面積160mm2以下
かつ幅6mm以下
レベル3 面積320mm2以下
かつ幅2mm以下の
ストレートカット
レベル2 面積800mm2以下
かつ幅6mm以下の
ストレートカット

*ドイツの規格協会が制定するDIN規格(DIN66399/制定日2012年9月)

家庭用や小規模オフィスなどで使われるタイプのシュレッダーはレベル3やレベル4のセキュリティータイプの製品が多いですね。

業務用はレベル4が多いです。

最近は家庭用でもレベル5の製品も出てきているので、セキュリティー押しをしているメーカーも増えてきました。

ではどの文章であればどのレベルが良いのか?

このDIN規格では下記のように規定しています。

レベル 説明 推奨
レベル2 道具やある程度の労力があればデータの復元が可能であるレベル。 解読不能な社内データを含むデータ記憶媒体
レベル3 多くの費用(人員、資金、時間)を費やせばデータの復元が可能であるレベル 取扱いに注意が必要な秘密データのあるデータ記憶媒体
レベル4 莫大な費用(人員、資金、時間)を費やせばデータの復元が可能であるレベル 取扱いに特別な注意が必要な秘密データのあるデータ記憶媒体
レベル5 一般的でなく復元を目的として特別に設計された設備、又は犯罪科学の手法によってのみデータの復元が可能であるレベル 機密データのあるデータ記憶媒体
レベル6 現在の最先端技術ではデータの復元ができないレベル 非常に高度なセキュリティ対策を必要とする機密データがあるデータ記憶媒体
レベル7 現在の最先端科学・最先端技術でもデータの復元ができないレベル 最高レベルのセキュリティ対策を必要とする最高機密データがあるデータ記憶媒体

*ドイツの規格協会が制定するDIN規格(DIN66399/制定日2012年9月)

表現が抽象的なのでわかりにくいですが、一般家庭レベルの個人情報保護であればレベル4で十分でしょう。

会社などの情報はレベル4でも良さそうですが、会社の存続にかかわるような機密情報はレベル5以上が良いでしょうね。

レベル6以上になると復元不可能としています。ちなみにレベル6以上の大型業務用は官公庁や自衛隊などで使われています。

ヤギ先生
ヤギ先生
レベル4でも莫大な費用が掛かるんだ!

普通の個人情報や会社の情報であれば、セキュリティーレベル4あれば十分ですね。

それでも不安という方は?

シュレッダーのクズを復元しにくくなる工夫!

シュレッダーの使い方でクズの復元がしにくくなります。その方法を2点ほどご紹介しましょう!

  • シュレッダークズは混ぜとけ!
  • 文章に対して垂直に投入せよ!

一点目の「シュレッダークズは混ぜとけ!」

先ほど私は「復元したことある」と言いましたが、手紙サイズ1枚分のみを細断して復元しています。

もしこれが10枚細断したクズの中から特定の1枚を復元するとなれば、難易度は飛躍的に上がります。

数時間だったのが、数十時間、下手したら数百時間になるかもしれません。

なので一点目としては「シュレッダークズは混ぜとけ!」です。これは量が多ければ多いほど有効です。

二点目としては「文章に対して垂直に投入せよ!」

横書きであれば縦投入、縦書きであれば横投入をするということです。

ヤギくん
ヤギくん
斜めでも良いかもね!

下の画像の左は横書きで紙を縦に投入した場合右は縦書きで紙を縦に投入した場合赤線はシュレッダーが細断する部分です。

シュレッダー 復元できる 細断サイズ セキュリティーレベル

比較してみてどちらが復元しやすそうかは明らかでしょう。

右だと文章そのものが出てしまう可能性が有ります。特に名前や住所、電話番号などの短くても特定できてしまうような情報は投入方向を特に意識してみるのが良いでしょう。

この様に工夫することでさらにセキュリティー性を高めることが出来ます。

なので高単価の高セキュリティーレベルのシュレッダーをセキュリティー対策の為に買う必要は無いでしょう。

しかし、微小細断のシュレッダーはクズ体積を抑えられるというメリットで買うのは有りだと思います。

詳しくは下記のページで説明していますので、気になる方はチェック!

細断サイズとセキュリティーレベルとは?まとめ

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以上がシュレッダーの細断サイズとセキュリティーレベルについての解説でした。如何でしたでしょうか?

結論としては

  • シュレッダーは復元可能だが、復元するにはコストが掛かる
  • その情報の価値は復元コストと見合わない
  • シュレッダーのセキュリティーレベルは4で十分、超重要情報はレベル5
  • クズをまとめることや投入向きでセキュリティー性を高められる

です。

紙による情報漏洩はシュレッダーについてで説明した通り一番多いのですが、シュレッダークズの復元による情報漏洩は私が調査した限りでは見つかっていません。

つまり最悪シュレッダーさえ使っておけば情報漏洩のリスクは格段に下がるということです。

それだけシュレッダーには効果があるということにもなりますね。

シュレッダーのプロである著者がおススメするシュレッダーは下記記事で紹介中!

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